眼瞼下垂症とは

上まぶた(上眼瞼)が下がっている状態です。
症状としては、上方が見にくくなります。
その他に美容的な問題も生じてきます。
眼瞼下垂は交感神経の過緊張のため、頭痛、肩こり、めまいなどの原因にもなります。また、先天性眼瞼下垂があると視力の発育を損ねてしまい弱視になる場合もあります。

眼瞼下垂の検査

顔写真の撮影によって、眼瞼下垂の程度を判定します。

眼瞼下垂の治療


眼瞼下垂は時期をみて手術になります。眼瞼下垂の手術方法にもいくつかありますが、当院で最も多く行っている術式は眼瞼挙筋(まぶたを上げたり閉じたりする筋肉)の付着部位を短縮させる眼瞼挙筋前転術を行っています。
眼瞼の手術は出血が多く、術中にていねいな止血を心がけることは当然のことですが、術中はうつむきの姿勢や怒責などにより、創から出血しやすい状態にならないよう十分注意する必要があります。
当院では、従来の方法より出血がほとんどなく術後の痛みも軽減できる炭酸ガスレーザーを使用しています。治療時間も短時間で終わり手術後すぐに帰宅できます。